祖母のグランゾ・パットさんと一緒にレッドカーペットを歩いて、周りを驚かせました。 きっかけは、映画祭の数ヶ月前に祖母のパットさんがふとこぼした一言。 パットさんは、歳をとっていく中で、もう海外旅行もしないだろうからパスポートの更新をしないと家族に話したそうです。 ピューさんはInstagramの投稿で、「彼女は冒険好きな人なのに、そんな風に考えていることはとても悲しかった」と振り返っています。 そこで、ピューさんが尋ねたのが「おばあちゃん。ベネチアでの私のプレミアで、一緒にレッドカーペットに立つのはどう?」という質問だったのです。

レッドカーペットで見た笑顔。「今までで最高の瞬間」

もう海外に行くこともないと言っていたパットさん。 しかし映画祭で2人でレッドカーペットを歩き、ピューさんが見たのは、自分のスマホでも写真を撮り、笑顔で楽しむパットさんの姿でした。 ピューさんは、思わずパットさんを抱きしめたといいます。 集まった多くのカメラマンたちに、一緒にポーズを取る?と聞くと、パットさんは目を輝かせた一方で「みんな私のことは見たくないと思う…」と自信なさげに答えました。 そんなことはないよと伝えて報道陣の前に連れていくと、パットさんの名前を呼ぶカメラマンに、踊ってみせるパットさんの姿があったのです。 《彼女はいつも美しく気品がある人でした。でも、数百人という人が歓声を上げる前で、あんなにも誇り高く、そして自然に振る舞う彼女を見て、本当に驚きました》 投稿でピューさんは、「おばあちゃんと歩くレッドカーペット」を実現した、映画祭関係者らに感謝の想いを述べています。

                      2                 - 29                      2                 - 21                      2                 - 91                      2                 - 85                      2                 - 46                      2                 - 97                      2                 - 91