ハンドバックの広告写真では、児童ポルノに関する裁判資料が写り込んでいると指摘されています。 米NGO・NPO団体「Live Action」の創設者、ライラ・ローズさんは、Twitterに問題となった画像を転載しました。 「当社のホリデーキャンペーンですが、利用者の皆様に不快な思いをさせてしまい、心からお詫び申し上げます」 「今回のキャンペーンでは、子どもたちとクマのぬいぐるみのバッグが一緒に紹介されるべきではありませんでした」 「すでにすべてのプラットフォームにおいて当該広告を削除いたしました」 その2時間後、同社のインスタグラムのストーリーには、今度は児童ポルノに関する裁判資料の広告について触れた謝罪文が掲載されました。 「当社の2023年春のキャンペーン広告において、利用者の不安を煽るような文書を掲示してしまい、誠に申し訳ございませんでした」 「私たちはこの問題を非常に深刻に受け止めています。この写真撮影のためにセットを組み立て、当社が承認していない小道具を配置した当事者に対して、現在、法的措置を取っています」 「私たちは、どのような形であれ、子どもたちへの虐待を強く非難します。そして、子どもたちの安全と幸せを支持します」 しかし、一連の謝罪についてさらに非難の声が上がりました。 「バレンシアガが、なんらかのメッセージを受け取ったことは間違いありません。子どもを性の対象として扱うのは、決して許されることではありません」 「今回の騒動は、大企業にも中小企業にも当てはまること。自社の製品や広告に、人々を不安にさせるようなコンセプトを採用しそうな企業に対し、教訓となったことは確かです」 ニューヨーク・ポスト紙によると、バレンシアガは現在、問題となった広告の制作者を相手に、2500万ドル(約34億5000万円)の賠償金を求める訴訟を起こしています。 BuzzFeed Japanでは、バラエティーに富んだ海外ニュースを発信しています。 驚きの写真の数々に、思わず共感してしまう体験談、セレブの最新情報から徹底的に掘り下げた調査報道までーー。「世界のイマ」がわかるホットな話題をお届けします。

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